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ハングルって何?

「ハングル」は言葉ではなく、文字のこと

世宗大王の像 昔、朝鮮半島には固有の文字がなく、日本での万葉仮名のように、漢字が利用されていました。ところが中国の漢字では言語体系が異なるため、的確に表現するのは難しく、また難解な漢字では一般庶民には学ぶことができませんでした。

 そこで、独自の文字を創ろうと考えたのは、李朝4代国王の世宗大王です。世宗大王は優れた学者たちを集めて文字を考案させ、1446年に「訓民正音」という名称で公布しました。ハングルは「偉大な文字」という意味で、とても科学的かつ合理的にできています。学習していくと、その覚えやすさ素晴らしさを実感されることでしょう。

 ちなみに李朝王で大王と付くのは世宗大王だけだそうです。韓国の1万ウォン紙幣にも肖像画として使われています。また韓国では、ハングルの生まれた日(1446年「訓民正音」公布)を記念して、10月9日を「ハングルの日」と定めています。訓民正音は韓国の国宝第70号に指定されており、1997年10月にユネスコ世界記録遺産に登録されました。

 日本では、「NHKハングル講座」の影響からか、韓国語のことを「ハングル」と言う場合がありますが、「ハングル」は文字のことであり言語を示すものではありません。